法定速度60㎞の道路を160㎞で走って、追突されたバイクの男性が死亡。追突した車を運転していた奴は「危険運転致死罪」には問われなかった。検察曰く「まっすぐ走れていたので、それは運転を制御できていたことにあたり、危険運転ではなく過失運転だ」とのこと。
うーん、そうなんだ。そんなことじゃ、追突されて命を落とした側はたまったもんじゃないよな。
そもそも「危険運転」とは「アルコールの影響、信号無視、あおり運転、被告本人の危険性認識有無、および進行制御不可認識の有無、速度」などで判断されるとのこと。
「速度」が入ってるじゃんか。100㎞も超過で走って人を殺しても危険運転にはならなかったということ?まったく曖昧でわかりづらい判断だ。こんなことじゃ、遺族も納得いかないよな。
危険運転問題は自動車運転に限った話ではないのではないか、と思いますね。昨今の自転車歩道爆走も大問題です。
うちの近所にもすごいのがいるのですよ。赤ん坊を前抱っこして、自転車前後にガキ2人乗せて歩道を爆走する「関取オバサン」。オバサン自体の重量がそもそも関取級ですよ、そこに他3人分の体重が加わるわけですから、そんなものに追突されたらたまったもんじゃないわけです。
「じゃじゃまるオカア」というのもいます。その人はガキ後ろ乗せ&前荷物籠なのですが、とにかく見事なハンドルさばきで爆走するわけです。突進してくる顔面が、じゃじゃまるに似ているのね。
この人らに限らず、歩道をガキ乗せ自転車で爆走するオカアさん、オバサンの多いこと多いこと。形状はゴツいし、みんな電動アシスト機能付きだからね、速いし重いのよ。そもそも自転車が「車両」だってこと知らないよね、きっと。「歩道を通行する場合は徐行しなければならない。徐行とは直ちに停止できる速度である」なんて、これっぽっちも考えていないでしょ。
そこらへんの事情を、自身も子育て中のオカアさんに尋ねてみました。曰く「子育て世代は忙しいのよ。保育園に子ども預けて働いて、仕事終わったらお迎えに行って、帰ってから家事するんだよ。とにかく忙しいのね。子育て世代をあたたかい気持ちで見守ってあげないと」とのこと。
うーん、そうなんだ。
みなさん、ガキ乗せ自転車が歩道を走ってきたら、即座に避けましょうね。痛い思いをしたくなければ、きっとそれしか方法はないです。