真夜中2:30に防災行政無線が鳴った。
迷走台風の影響、長雨で多摩川の氾濫警戒レベルが3になっていたので、アセって目を覚ましてしまった。多摩川沿いに住む縁者に、レベル4になったら躊躇せずおれの家に来い、と言ってあったからだ。
すると「小学生が下校しています。子どもたちの安全の見守りをお願いします。小学生のみなさん、交通ルールを守りましょう」と防災行政無線が言った。
すでに起き上がっていたので、窓を開けてみる。真っ暗だ。間違いなく午後ではなく午前の2:30であることを確認。
誤報か?いや、もしかしたら小学生に「夜間登校体験」みたいなものを実施したのかもしれない。引率の先生も親たちも大変だな、などと考えていた。
災害等、何事もなかったのでよかったのだが、完全に覚醒してしまった。こんなに早く起きて、どうすんのよ的。
興味があったので、昼過ぎに市役所に架電。電話は広報課に回された。対応したのは男。「…あのさ、深夜に放送があったよね。あれってなんだったの?」誤放送でした、とのこと。「あ、そうか。午後2:30に放送すべきものを午前2:30に流してしまった、ってこと?」と聴くと、その男は少々お待ちを、と言って電話を保留音にした。そしてすぐに保留音を解いて、そのとおりです、と応えた。
「…そうか、プリセットを間違えたのか」とすると、男は再び少々お待ちを、と言って電話を保留音にする。そして保留音を解いて、そのとおりです、と応えた。
「…タイマーのプリセットは12進法なの?だから間違えた、ってこと?」と聴くと、男はまたまた少々お待ちを、と保留音にした。そして保留音を解いて、そのとおりです、と応えた。
ここでキレてしまった。「おまえよ、いちいち保留にすんなよ。保留にしてだれかに聞いてんのか?…だったら、始めっからそいつを電話に出せよ」とした。
はあ、と男は要領を得ない応答。「おまえよ、本当に広報の職員か?」はあ。「歳はいくつだよ」43です、とのことであった。
今年の野球フレッシュ・オールスター戦で投げていた若いピッチャー、この子が投球のたびに帽子が脱げちゃうのね。毎投球ごとにですよ。投球後、地面に落ちた帽子を拾ってかぶりなおすを繰り返しているのね。それの連続。
もう気になっちゃって気になっちゃってしかたなかった。野球どころじゃないわけです。
おまえ、そんな爽やかなロン毛切ってイガグリ坊主にしろよ。坊主頭にすれば、帽子は脱げにくくなりますからね。それが嫌なら両面テープで止めとけよ、と言いたいくらいにでした。
いちいちくんは疲れるんだよね。