世の中がハラスメントだらけになってしまった。
パワハラ、セクハラは知っていました。だけどね、スメハラなんて初耳。香水や柔軟剤、体臭や口臭などで相手を不快にさせることだそうですね。
ほかにも、ソーハラ、ソーシャルネットワークSNS上での嫌がらせ。レイハラ、レイシャル出自や国籍にまつわる嫌がらせ。マタハラ、モラハラ、ドクハラ等々。もうカタカナばっかり、わけがわかんないです。
カスハラなんて言われたとき、なんのカスなのかわかりませんでした。食いもののカスを散らかすことか?なんて思ってました。正しくは、カスタマーのハラスメントだったのですね。
むかし、中森明菜さんがレコード大賞新人賞にノミネートされなかった年、テレビ局に直電した男の行為を目撃しました。
そいつは、中森明菜さんの大大大大ファンで、大晦日レコード大賞番組にド頭からかぶりつきでした。そして、彼女が結局どの賞にもノミネートされなかったとわかるや否や、局の代表番号に架電したのです。曰く「なんで明菜が獲れねーんだよ、ばかやろう」と。
奴の執拗さに、電話が何カ所かの部署に回され、行きついた担当者の解説を受けるまでに至ったようであったのです。
担当者氏の理路整然もの言いにおとなしく耳をかたむけていたとおぼしき奴が放った決めゼリフ、「そんなことじゃテレビぶっ壊すぞ、このやろう」。
担当者氏は「それはやめたほうがいいんじゃないですか」と応えたそうです。偏差値の低いばか視聴者を思いやってのやさしい対応ですよね。えらいぞTBS。
しかし、いまはどうでしょう?世間が騒ぐから、それを我が利と勘違いしたばか女ばか男員店の多いこと多いこと。
まあ、そりゃね、コンビニで500円のタバコひと箱買っただけで愛想よくしろ、とは言いませんよ。だけどね、製剤薬局とかでさんざん待たされたあげく、ブス女が不愛想な対応したら腹立ちますよ。あなたは腹立ちませんか?
もう30分も待ったんだから、つくり笑顔で「お待たせしました」くらい言えよな、と思いますね。つよく言いたいです。主張します。
そんなとき、そのブス女は「え?その態度は、もしかしたらカスハラですか」的顔面するんですよ、「喧嘩買います」的に。
でもね、こんなことで騒がれて110番でもされたらたまったもんじゃないでしょ?だって、けーさつに連れていかれて事情聴取されるんでしょ?
これって、こういうブス女の顔面態度って、売り手側のハラスメント「ウリハラ」じゃないでしょうか?…たぶんきっと。